調布市にてフローリングの補修 日焼け劣化のリペア
before 補修前
before 補修前
フローリングの日焼、劣化補修のご依頼を頂きました。
今回の補修対象のお部屋は、日当たりがとても良く明るいお部屋で、それ故に日焼けが、かなり
進行していました。
窓の掃出し際から室内にかけてグラデーションの様にフローリングが退色をしており、掃出し周りのフローリング表面は劣化で広く剥がれている箇所もあり、なかなか厄介な状態でした。(私としては補修しがいのある好ましい状態です笑)
窓際はやはり紫外線や湿気等で経年劣化が他の場所と比べて起きやすいですね。
張替も考えていた様ですが、かなり広いリビングで日焼けをしている所以外は綺麗でしたので、今回は補修でのご依頼を頂きました。
before 補修前
■今回の補修方法
部屋全体のワックスを剥離し、劣化部分のパテ処理をおこなっていきます。
フローリング表面の化粧単板がハガレている周辺は、パテを研磨する際に研磨の勢いでハガレてくる可能性が高いので、危険そうな所はパテ処理前に接着剤を流して固めておきます。
パテ処理後、ウレタンサンジング等で細かい目止めや微妙なパテの段差を緩やかに馴染ませ下地を完成させていきます。
ここまでが、作業としてはかなり長いです。
下地の準備が出来たら、色を付けていきます。
色は日焼をしていない所のフローリングの色を基準に若干濃い目に作ります。(あくまでも私個人の方法です。補修方法は色々とあります)
できた色を無色透明なクリアー塗料に混ぜ、半透明な飴の様な塗料(カラークリア塗料)を作ります。
このクリアー塗料と色で割った塗料が木目をできる限り潰さずに、フローリングの色を復活させる為に、重要になってきます。
パテ処理箇所は一度、周辺の色(日焼して退色した色)で塗装し木目を描いて周りと馴染ませておきます。
その後、作ったカラークリアー塗料を吹き付け塗装していきます。
補修中
写真ですと木目が色で潰れている様に見えますが、若干残っています(笑)
日焼けの退色が激しい所から慎重に色を吹き付けて、日焼けのグラデーションを無くしていきます。
ここは塗り過ぎず塗らな過ぎずで難しく、やり直しがかなり大変なので一発で決めて行きます。
after 補修後
after 補修後
塗料が乾いたら、最後に仕上げのワックスを掛けて完成です。
補修方法は状況や予算等で様々な方法がありますが、今回はこんな感じの補修方法になりました。
■今回の補修費用
税込81950円(材料費込み)
※地域により別途、交通費と駐車場代が掛かります。